想いは巡る

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抱えて歩いた散歩道




幸せだった




幸せだった







ずっと




抱えていたかった










想いは巡り



想いは巡り






今はまだ


想いの中で過ごしたい










☁︎














尽きぬ想い

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目に鮮やかな新緑






サマンサ…


お前が逝ったあの日の雨から

季節は初夏に変わったようだよ…
















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わが家の庭の大手毬















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涼し気な黄緑色の蕾を


大きな白い花に咲かせようとしている
















お前を保護したあの日から

18年目の春だよ











私とサマンサの関係は対等で

お互いがお互いに

本気で怒ったり、笑ったり…

ルパン、キャロルを保護した時は

サマンサに完全お任せしたり…


(私はサマンサに頼りきっていたんだな…)(笑)

















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保護時、病院の診察でフィラリア症に罹っていて、
野良で3年以上生きていると推定されたサマンサは
当時、保護した野良犬の群れのリーダーで
4匹の仔犬の母親でもあった。

サマンサ自身の裁量で住処を探し、
食べ物を探し、確保し、仔犬を育て群れを守る。
捕獲箱が何台も設置され、
人間に追われ、
山犬の群れに襲われる事もあり、
戦って、戦って日々生き延びていた。
雨風凌げる住処が探せない時は
土砂降りの雨の中、
田圃の畦の窪みに仔犬達をまとめて
自分の身体で覆って雨から守っていた…
ボロ雑巾が捨てられた毛布のような母犬の背中。


何が何でも守るんだ!

何としても生きるんだ!

この子達のために!

この子達のために!



仔犬達は結構コロコロと成長していたけれど
母犬はいつも眉間に縦皺を深く刻んだ険しい顔をして
身体中怪我や傷でボロボロで…
それでも毅然とこちらを見据える。
その清冽な姿に……私は惚れたんだなぁ。(きっと)

















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人間不信もひどかったサマンサは
保護した後も身体を拭くことも、
ブラッシングする事も威嚇してさせず、
散歩に連れ出すにしても
目を合わせることもなく、
ひたすら脱走を図っていた時期もあったし…
道をすれ違う車すべて、
出会う人、動物すべてに吠えついて
困り果てる時もあったけど…
今の家に私達と引っ越して来たあとも
犬小屋を壊して脱走して、
ご近所さんが仕事場に連絡してくれて
連れ戻りに仕事を抜けて帰って来たことも
一度や二度じゃない!
連れに戻っても素直に捕まるわけもなく
途方に暮れて怒りつけた日だっていっぱいあった。

あぁ、思い出したらキリがない…(笑)

触らせなかった身体を
触れるようになるまでにいったい何年かかったか…
(もう、忘れちゃったな)

大変だった事はたくさんあったはずなのに

今は、もう…

楽しかった事しか思い出せない。


笑って、笑って、幸せだった…















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ダリと一緒にお散歩




(この頃はまだムチムチだね)















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ダリを先に見おくって…………
















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サクラも先に逝って…



サマンサの子供達はもう誰もいなくなった…

















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去年の初夏

















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真夏の暑さに危うかった………

















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秋からは介助しながらの歩行
















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今年の1月15日



後脚の血管が老化による劣化で裂けて


いよいよ後脚が動かなくなった
















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抱えて歩く散歩道



















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桜の花の下を一緒に歩いたこの春














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最期の日は晴天の日曜日





抱えて歩いた最期の散歩


















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疲れて眠った寝顔は



幸せそうに見えたんだ………












感謝しかないよ



ありがとう サマンサ。



















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ついさっき、花が届いた。

















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嫁いだ相方の娘からの


サマンサへのお供え花












そうだね。

サマンサの魔法に一番にかかったのは貴女だったね(笑)



















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サマンサに似合う明るい色の花束♪


ありがとう。



















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尽きぬ想いが駆け巡る






感謝の想いに満たされる








ありがとう、サマンサ。













☁︎

【拾骨(しゅうこつ)】覚書

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「20歳とはとてもとても思えないお骨でしたよ。」














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相方とふたりでサマンサの拾骨


焼かれた骨を前にセレモニーの方の話を聞く


「とてもとても、しっかりとした骨で

骨盤、尾骶骨、これは尻尾の骨。

大腿骨から脚の指先、爪まで、

肩から腕、手の指先、爪まで、

背骨は全て綺麗に並び、

胸骨、肋骨、喉仏…

何より驚いたのは歯が全て揃っていた事!

奥歯まで綺麗に残っていて

この子は歯周病も起こさなかったんですね…。

人間もそうですけど

歯がしっかり残っているというのは

本当に健康だった証拠ですから。

この子は元気な子だったのでしょう?」


















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若かりし頃のサマンサのやんちゃの数々………

手を焼いた脱走癖…

散歩道でボール遊びをさせようとして
逆に説教された道端に置かれたボール。

散歩途中で首輪が抜けて
私達の周りをおちょくるように
全力疾走する姿……

川遊びで私が転び呆れ顔で見られた…。




野良生活が3年以上と推測され、
出会った最初の酷い人間不信が
何年間か残っていたけど
私達を信じてわがままを言うようになったり
私達もサマンサを信じて
仔犬を躾けてもらったり、
わが家の犬世界の中では
頼りきっていた存在で……





長生きしてくれたおかげで

長く一緒に居られた。
















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「驚いた事に…

この子はまだ脂肪がついていたんですよ!

この骨に時々こびり付いている赤い部分は脂です。

この子は、痩せてきていたのでしょうけど

ちゃんと食べてきた子なんですね。」





16Kgあった体重が

最期は7.0Kgになって、

顔も身体もコツコツになり、

眼窩も窪んでしまったけれど

それでも脂肪が残っていたか………






















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そして………


「本来ありえない事なのですが…」


「頭の向きだけが逆を向いたんです…」



確かに私達の目の前にあるサマンサの骨、

その頭部の骨だけが背骨の上に乗っているような
異様な形になっている。
まるで後ろにいる何かを嚙みつきに行ったような形。


「大きな力がかかって向きが変わったなら
喉の骨とか砕けるはずなんですけど…
この子の骨は喉仏も綺麗に残っているんですよね…」

少し言い辛そうなセレモニーの方、



(あぁ、やっぱりサマンサらしい)




「最期まで戦ったんだ。」




私達はそう思った…


身体が焼かれるその瞬間まで

きっとサマンサは抗ったんだ。




強い火力で焼かれた時、偶々顔が浮きあがり、
逆向きに煽られたのかもしれないけれど…



私達には

骨になっても

サマンサはサマンサらしい姿だと

愛おしく思えた。






何もかもがサマンサらしい



















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サマンサが最期に噛みついたもの


それは


私の腕(笑)



日曜日の最後になった散歩道、
毛布で包んでいる四肢をまとめて抱っこしていた事に気づき
持ち直そうと腕をサマンサの顔の前に差し入れた時

カプ〜〜〜〜!!!

!!!!!!


(痛たたた……!)




















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喰らいつく とか、

噛みちぎる とか、

そういう皮膚が裂けるような強さではなく、


カプッと咥えて吸いついているような感触で……

実際、噛まれた跡は牙は刺さらず内出血だけ…

そうね、

一週間もすれば消えてしまうくらいの跡。






くっきりと証を残してくれました。(笑)




本当に何もかもがサマンサらしい…


















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遺骨は玄関前に


七日毎の節目を七度過ごし


四十九日にわが家の庭の一角の


八雲とダリの眠るお墓に、


土に還す事にしている。















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庭の花を摘んで


お水とたくさんのフードをお供えして




食べる事が大好きだったサマンサだから

どんぶりいっぱいお供えしてあげる(笑)











お疲れ様だったね…






土に還るその日まで



其処此処で自由にくつろいでいてね…














☀︎

花の終焉(覚書)

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サマンサと過ごす最期の日となった日曜日
















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気温が高かったせいもあり
散歩から帰った時サマンサは体温が上がって苦しそうだった、
シリンジで水を飲ませて、少し身体を冷やし、
涼しい部屋の中に横たえると気持ち良さそうに眠りはじめた。

















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スヤスヤスヤスヤ……静かに眠りについて
午後6時頃、
一転呼吸が早くなり前脚をもがきはじめた。
水も食べ物も受け付けず、
口を開き、目を見開いたまま
胸部は激しく上下して、呼吸音だけが聞こえ続ける。

そんな状態がそのままずっと続くことになった……
















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「チッチッチッチッチッチッチッ………」
(時計の秒針の音)

「ハッハッハッハッハッハッハッ………」
(サマンサの呼吸音)

秒針と同じ速さで呼吸音が聞こえ続けた。
1分間に60回の呼吸数は苦しかっただろう…

そのまま……そのまま…夜を越して
午前2:00頃、少し呼吸音が低くなったように感じた。
今思えば、その時間くらいから
排便をするために気張り始めていたのだと思う…

午前4:00に便が出ていることに気づき、
お湯を用意してペットシートの上で洗って…
私も相方もほとんど食べなくなっていたサマンサから
まだ普通便が出た事に驚いた。
筋力が弱ってきていたから
いきむことも苦しかったんだろう。














「フライドチキンや、ウインナー、食べちゃってたから
消化仕切るまで苦しんだのかなぁ…」

「やっぱり食べた物は全部出し切って逝くのかなぁ」

「……だから、長く苦しんでる?」




そんな会話をしながらも朝の時間は限られているから

「まだこんなに心臓は力強く動いているから
看取ってやれないのかな…
8:00に帰った時に冷たくなっているのかな」

そんな風な状態の中、
とりあえず毎朝の日課の一つになっている
武蔵の皮下輸液にかかって、
5分くらいかなぁ……
輸液を終わらせて先に部屋から出てきた私が見たのは
先程まで口を大きく開けて苦し気な呼吸をしていたサマンサの
口を軽く閉じて、目も軽く閉じかけている穏やかな顔。


(あぁ、少し楽になったのかな?)


そう思って近くで見ると
すでに胸部の動きは止まり、
軽く開いた口からは吐く息だけが聞こえて来て、
私が見ていただけでも4回か、5回
吐くだけの息がもれてきた………。


「サマンサが、逝ってしまう!!!」


相方を呼んで

私は号泣していた。
















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「まだ温かい!」

「まだ柔らかい!」


抱きしめた身体はグンニャリしていた……。




その瞬間から尿がポトポトポトポト………漏れだして、
軟便がダラダラダラダラ………出て、
とめどなく流れ出て………


私達はサマンサの〈死〉に直面した。



「頑張った!頑張った!頑張った!頑張った!」

「もう頑張らなくていいよ!」

「ちゃんと見届けた!」

「ちゃんと綺麗にするよ!」




ペットシートを取り替え、取り替え、
出勤までの時間の許す限り湯洗いして
汚れの無い身体にして
床擦れあとの最後の少しのカサブタも取って、
それでも、まだ少し漏れ出てきそうな尿があったから
ペットシートを身体の下に敷いて
8:00に私が戻った時に綺麗にする事にした。



















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「サマンサ、………急いだのかなぁ」

相方が言った。

「私達が出勤する前に
身体を綺麗にしたかったのかな」


「私達に看取らせてくれたのかな」



















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サマンサを看取って3時間後、
仕事を中抜けして私が家に戻ってきた時
横たわったサマンサは
ペットシートの汚れもほんの少しで
朝のうちにほとんど出し切っていたのだなぁと
私達の動きやすいように
私達の都合のいいように
考えてくれたのだろうかと
そう思うとまた涙で……。


















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月曜日の朝は霧の朝…







半眼半口(はんがんはんく)

身体は柔らかく

手脚の先はさすがに冷んやりしていたけれど

身体はまだほんのり温かくて


(穏やかな顔で逝けたねぇ…)



















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ペットセレモニーの予約は午後2:00
仕事が終わって大急ぎで向かう事になるので
庭の花、チューリップを咲いているもの全て摘んで
切り花にしてすぐに持たせられるように用意した。
















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私が運転して、
相方が毛布に包んだサマンサを抱えたまま
ペットセレモニーへの道を走る。

雨の中
山の緑が美しくて
最後の桜が花びらを散らしていた…















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サマンサは

私の願いを全て聞いてくれた。




桜の花が咲くまでは一緒に居られるかな…


桜吹雪の中、お散歩したいな…


日曜日しか一日中見てあげられないから
最期の日は日曜日であってほしいな…


食べる事が好きだったから
最後まで食べられたら良いね。








桜の花の満開の下
みんなと一緒にお散歩できた♪



最後の日となった晴れた日曜日
ずっとそばで見ていられた♪
お散歩も行けた♪



土曜日の夜、
フライドチキンとウィンナーに食らいついた。




何より私達に看取らせてくれた。

















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抗って、抗って、

戦って、戦って、

最後の最後まで諦めなかった。



凄い最期だったね……





















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それでも清々しい顔で逝った姿に



なんてサマンサらしい最期だったかと

思わずにはいられなかった。















桜の季節を一緒に過ごしたいと確かに私は願っていたが

サマンサの終焉とともに叩きつけるような大雨になり

一夜のうちに桜の花は残りの花も散らされて



サマンサが桜の季節を連れていったように思えた。




なんて強引な……


なんてお前らしい…









そうね、


サマンサに穏やかに眠るような〈死〉は似合わなかったな…


最期まで〈生〉にしがみつく生き様がお前だったんだから。



お前らしい最期だったよ






ありがとう。














花の終焉

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4月17日(月) 午前4時42分


サマンサ 享年21歳












体も綺麗にして


口に水もふくませて



私達の見守る中


最期の息を吐ききりました



















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心臓が丈夫だったからなのか



生命力の強さだったのか




もがく腕、


苦しい息、


闇と戦い続けているような夜を越し


力尽きて逝きました。







(どうか早く逝かせてあげてください)


そう願ってしまうくらい長い夜






ただ、


最期の顔は穏やかで


戦いきった勇者の様な清々しさで…






サマンサは


最期まで


サマンサらしく生ききりました。






「サマンサ、ありがとう」



そんな言葉しか出て来なかった…

















見守っていただいた読者の方々、

いつも応援いただいてありがとうございました。
























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