山の子犬〈みかん〉と〈次郎〉
暑いねぇ……
2月に保護した山の子犬〈みかん〉
保護した時が生後約3ヶ月。
あれから3ヶ月…
初潮が始まり、
5月12日に避妊手術を終えました。
一昨日、抜糸。
傷あとがまだ少し赤いので
術後服として新生児服と腹巻してます。
シッポが下がっているのは
服が気に入らないから…
その気持ちはよくよく分かる。
あと、もう少し
傷口の赤みがひくまで我慢してね。
(避妊手術が終わるとホッとします。)
お庭をお散歩。次郎♪
毛がフワフワしてるから傷あとが目立たない♪
一昨日の夕方の散歩の時、
家の前に〈ルミちゃん〉達がいたので
会いたいだろう…と、次郎を外に連れ出したらしい。
喜ぶのかと思いきや、
〈ルミちゃん〉達は一瞥して去って行き、
〈次郎〉は親犬達を見て震えていた………
そこまでの痛みを与えて
親は子と決別するんだ…。
(辛いね…辛いね…。)
お腹の傷の毎日の消毒、
父が支えて、母が消毒液を塗る。
〈次郎〉はおとなしく、いいコで我慢する。
いいコだね、
いいコだね。
あともう少しで抜糸だよ。
抜糸が終わったら
お前が来るのを首を長くして待っている
優しい飼い主さんのもとへ行くよ。
そこには〈シロ(太郎)〉も待っているから、
なんにも心配しなくていいよ。
〈シロ(太郎)〉を連れて帰った同僚の話で、
可愛がられて、スクスクと育っていることが分かっている。
今や、お腹を上にして寝っ転がっているらしい、
同僚の家を自分の家だとすぐに分かったらしくって、
家族に可愛がられることが当たり前のように
伸び伸び育っているようだ。
実は、動物病院のスタッフさん達にも不思議がられている。
「不思議やわ〜!
野良が、山で産んだ野良の子供なのに、
こんなに早く人間に懐いて貰われるなんて…
なかなかないで!」
そう言われても…
3ヶ月より少し前くらいの子供達なら
人馴れに困る事はなかったなぁ…
やはり…
親犬がキッチリ言い聞かせているんだろうか…?
〈ルミちゃん〉、
大丈夫だよ。
〈シロ(太郎)〉も、次郎も必ず幸せになれるからね!
もう、
幸せな家が待っているんだよ!
言葉が通じたらどんなに良いだろう…
気持ちはきっと伝わっているよね。
姿を見せてあげられるのも
あと少しだよ。
見送りに来てね。
☀︎
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