動物病院の情景

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検診前の身づくろい

今日は 定期検診日。

ふと、思う。



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夢路のお腹

一昨年の12月

手術。

たてに開いて

「これは肝臓、

これは脾臓、

これは腸、

これは…

これは…




そして 膀胱…」


まるで解剖のように

右に左に ひろげられてゆく

夢路の内臓…。




あれは本当に

あった出来事だったのか…?


そう 思ってしまうくらい

綺麗に傷は癒え、

お腹の毛も

生え揃い


( あれは 夢だったのでは…?)

それくらい

縫いきずは 目立たない。



今日の検診

ニジュウマル。

潜血無し。

よって お薬も無し。(良かったね)




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今日の動物病院は

混んでいました。

午後の診察時間 は 4時から

仕事帰りに まっすぐ行くので

だいたい一番乗りで

駐車場待ちしているのだけれど

今日は

患者さんが どんどんやって来る。



風邪をひいているのか

マスクをして、ヨロヨロ歩くおじいちゃんが、

「風邪をひいたらしいんや」と、

これもまた ヨロヨロの

中型の老犬を連れている。



病院の入口で 車を止めて

しばらく動かないので

どうしたのかなぁと見ると、

おばあちゃんが、

オムツをしているラブラドールを

必死に抱えて

入り口のドアの所で詰まっていた!

11才だというそのコは、

全く立ち上がれないようだった。

「人間用のオムツなんです…。」と、

身体の大きなそのコを

少しでも邪魔にならないように

待合室の椅子の下に押しながら

おばあちゃんは、言いました。




私達の車の横に

ずいぶん斜めに駐車した婦人は、

「歯茎が腫れて、」と、

ミニチュアダックスを抱きしめていた。



何だか

ジーンとしてしまって

涙ぐんでしまいました…。



自分の身体もままならなくても、

必死な思いで 病院に連れて来ている。




「今年で、車の免許を もう返そうと思うんやけど

(車に)乗らんようになったら (このコを)連れて来れんようになる」

「まだ大丈夫やけん(このコを)連れて来てやって」

そんな会話が 聞こえる…。



診療時間前、

少しでも早く診て欲しい。

そんな気持ちで駆けつける。

やさしい飼い主さん達の

切ない気持ちが溢れてる…。



今日の

動物病院の情景…。






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理解(わか)りすぎる夢路

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今日も明日も明後日も

仕事帰りは動物病院、

夢路の点滴(今日は170cc)

尿検査



尿の色はずいぶん良くなりました。













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食欲も出てきたようで

久しぶりに

「パシポシパシ…。」

食事風景を見られました。













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朝の仕事場の「夢路の部屋」は肌寒い…

明るい色の毛布に包み

ホットカーペットのスイッチを入れる。




ふふふ…。

“ころりん”













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首をスッと上げて

目の力も出てきた(みたい)


(良かった…。)













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アレルギー発症時に

カサブタになってしまった頬の毛は

今は抜けて “ そばかす ” みたい…。



ふふふ…。

(かわいいね)

もうすぐ、生えてくるからね。













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私の自慢の夢路は、

理解(わか)りすぎるほど、理解(わか)る子で、

点滴のおかげで身体がラクになったのが分かっていて、

今日の点滴は

診察台の上で自分から〈伏せ〉の姿勢をとり、

背中に皮下輸液を受ける準備をしてくれました…。

(わかっているんだねぇ…)

先生が、つぶやきました…。


もちろん保定は私がしますが

私の顔を見つめながら

夢路は落ち着いていました…。


(うちの子、すごい…!)(笑)













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明日は今日よりラクになる。

気分もスッキリ良くなる。




今週いっぱいは、点滴通いを続けます。



この先、ずっとになるのなら、

点滴セットを用意して、

自宅で出来るようにするつもり。



なんとかなると思うから…(笑)













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病院の先生たちも、

仕事場の同僚達も、

「頑張れ、頑張れ、夢路。」

声をかけてくれ続けています。




(まだまだ、僕は頑張れる!)

頼もしい声が聞こえてきそうな夢路です…。














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今日の夕暮れ

優しい夕焼け…。









動物病院に毎日通うようになると、

切ない情景に出会うことが多くなる…。



ガラガラ声の(昔)ヤンチャ風のおやじさんが、薬をもらいに来ていた。

13才のラブラドールの痛み止めの薬。

乳癌の手術をもう4回もしてきたらしい…

今回は、もう年で、麻酔に耐えられる可能性が少ないので

手術はせずに、緩和ケアに入ったらしい…。

「まだまだ、食欲はあるんや。

バカみたいに食いよる。

どんだけ(金が)かかるか分からん。」


「センセー!

左脚が腫れてきよるんや、

なんか薬あるかの〜!」



最期まで看取るつもりのその人の、

(少しでも長く一緒にいたい)

そんな気持ちが溢れた言葉に

私達は涙ぐみそうになりました…。


二年前、

毎日、通っていた時、

午後の診察時間のはるか前から

入り口の前にワンコと一緒に座り込んでいた人だったと思い出しました。

お座りしたラブラドールの首に手を回し、

胡坐をかくように入り口に陣取って居た。


(何が何でも、一番に!

何が何でも、少しでも早く診てもらう!)


必死な思いがものすごく伝わっていた…。

あぁ、あの時の人だ…。











この、少年のようなオヤジさんと、共に暮らすワンちゃんは、

どんなに心残りだろう…。

どんなにこの人を好きなんだろう…。







この人と、

この人と共にいるワンちゃんが、

少しでも長く一緒にいられますように…。













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毎日の通院は、

飼い主さん達の

優しい

優しい

心と

出会えさせてくれます…。



切ないけれど

素敵な光景…。














先生のご両親の思い出

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秋の赤い実 コバノガマズミ














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[夢路の部屋]

午後の日差しが眩しい…。













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長く日に当たっては良くないのだけれど、

(日光アレルギー?)

夢路は日の光が好きなので

少しの時間の日光浴













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夢路 7才

健常な猫なら食事に気をつける頃なのだろうけれど、

「食べたがるものを食べさせて良いよ」

「体重を減らさないように」



食欲があるうちは大丈夫だからってことかな?


だから、

夢路に食事制限は無いの…。

(ちょっと、切ない…)













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点滴のおかげで

ずいぶん身体はラクになったようなのだけれど、

投薬の薬でアレルギー出てしまいました…

でも、

ひどく痒がらない限りは

肝機能のために飲ませ続けます…。

(お顔はすっかりソバカス顔)













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昨日と今日

先生の診察は受けられていないのだけれど、

先生の指示で夢路の皮下輸液の準備は出来ているので

点滴と、尿検査は滞りなくこなせています。



先生の親が危篤らしく

診察に来られる時間が限られていて

手慣れた助手の人達ができる限りのことまでをして

先生が来るのを待っている状態



お薬だけとか、

指示された処置だけとかなら出来るので

診察時間に始まるのだけど、

どれだけ待つのか分からないままに

それでも待っている飼い主さん達を見ると

先生がどんなに信頼されているのか分かります…。





お父様を何年か前に亡くされ、

今回、お母様の危篤…

ご両親の側に居ただけにお辛いだろうと思うのです。



先生のお父様は家畜専門の獣医で、

何年か前までは受付を手伝ったりしていました。

お母様は入院している犬猫の休日のお世話をしてくれていました。












大昔、(20年以上前)

治療後、私と母の不注意で

病院の近くで逃げ出して行方が分からなくなった猫《モモジ》を、

母と私で、毎日探しに行った一週間

先生のお母様も、一緒に手伝って下さいました。

私達の仕事で行けない午前中、

あちこちに[猫缶]を開けて置いて下さっていて、

一週間後に保護できました。








あのお母様の危篤…




個人病院の先生は

自分が必要とされていることをとても分かっていられるので

何とか時間をさいて診察に来てくださるけれど

きっとお辛いだろう…




母親との別れは

娘にとって

自分の一部を失うように

感じられるのではないのでしょうか…。






明日も夢路は通院します。




先生に会えるかな…

















待っていてくれた…

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秋の赤い実 花水木(ハナミズキ)




今日は一日 曇り空…。













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朝、4時に投薬。

2時間後くらいからアレルギー!

午前中いっぱい辛そうだった。

目を開けるのも辛そうなくらい

瞼も腫れてきました。













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目の淵は赤く、

ずっと涙が滲んでいます…。






(もう、グリチロン配合錠を飲ませるのをやめよう)




そう伝えるつもりで

仕事帰りの通院へ、













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『本日、臨時休業』

入り口の扉に貼り紙。


駐車場には助手の人達3人の車。

ブラインドは降りているけれど電気はついている。

なんとなく

待っていてくれているような気がして

そっと声をかけてみた…。





「来た来た!待っていたんや!どーぞー!」

急いで夢路を連れて診察室へ、

点滴準備してくれていました…。

助手の人達、

黒っぽい私服のままで待っていてくれました…。



「ユメちゃんの点滴くらいしてあげられるよね」

先生の言葉(指示)が出ているので

皮下輸液してもらうことができました…。



(先生、助手の方々、ありがとう…。)














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尿検査は最悪!

かなりな(見てもわかる)潜血!

理由は全く分かりません。



顔のアレルギーもひどいレベルなので

薬を変える相談。



グリチロン配合錠はやめて、

抗生剤のクロロマイセチン、

アレルギーにリンデロン、

ウルソと、タチオン、

4錠に変更。




明日、明後日はどちらにしても休院日。

なんとか3日間持たせなければ…。













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食欲はあるから大丈夫。



ちょっと、顔が腫れただけ、

2日間、点滴出来ないので

その心配だけ、



今日の、点滴は嬉しかった…。



(先生、ありがとう…。)













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先生の身内の不幸

午前中から休業状態だったというから、

夜明けにはもう別れの時がきていたのですね…



今夜は〈お通夜〉…

明日には告別式…





助手の人達も多くは語らず、

静かに病院を守っていました…。








心より

ご冥福をお祈りいたします…。











献杯













回顧(動物病院と私)

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秋の赤い実

常盤山査子(ときわさんざし)



曇天模様













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リンデロンはよく効く。

(少し、怖いくらい…)




腎臓の薬から、肝臓の薬に変わっていたので

リンデロンを飲ませていいのかどうか分からなかった。

昨日、確認できたので

これからも、ひどいアレルギーの時は

即効性の薬として飲ませられる。(ほっ)














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顔の腫れは一晩でひき、

耳の赤みも薄くなりました。


ただ、今回は明日まで飲ませるつもりです。

一日2回、4錠づつの薬

飲ませ方の不器用な私…

夢路、

(かぁちゃん、下手くそでごめんよ…。)(ため息…)

頑張って飲んでね。













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午後からは雨…。

しめやかな追悼の雨…。





告別式に行こうと思っていたのだけれど、

本当に、身内だけで静かに弔いたいことと、

先生自身がとても疲れてしまっているので

そっとしてあげたいとの事、

助手の方達から聞き、

火曜日の夢路の通院時に、果物でも持って行って、

お供物にしてもらうことにしようかと相方と話しました。













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昔から、犬、猫を、拾うことの多い私…

今の動物病院の先生が開院した時からのお付き合い…

それこそ、一番最初の〈レオ〉が、ひどい怪我をした時、

まだ開院前だったから

先生のお父様の畜産獣医(牛、豚、等…)に診てもらい、

牛豚用の大きな注射器で体重に合わせた化膿止めを

打ってもらった記憶があります…。

(きっと無理言って診てもらったんだったと…。)







(ありがとうございました。)














先生のお母様にも、お世話になった

(逃げてしまった猫を一緒に探してくださった)




もう、25年くらい昔、

お腹の弱かった黒猫〈モモジ〉は、

野良猫の母猫が白黒と、黒の子猫を連れて現れて、

黒の子猫〈モモジ〉を残していなくなった…。

(生後5ヶ月くらいだったか?)




今ならわかる事、

〈モモジ〉は、FIPだったのだと思う…。

母猫は、元気な子供は連れて行ったが

育たないと思った〈モモジ〉は置き去りにしたのかもしれない…。


毎日毎日ひどい下痢だった、

ヘドロのような色(多分血便混じり)

ドブのような匂い…。

(私の布団も母の布団もずいぶん捨てた記憶がある)



よく胃液を吐いた

子猫の時からずっと…。


2才くらいのとき

あまりに下痢の状態が悪くって病院へ連れて行った。

その時、確か、[治らない腸炎の病気]と、診断を受けた

その日、車に乗せる時、一瞬のうちに暴れて逃げてしまった!

(その頃、ケージも持っていませんでした)



大人しくて、

臆病で、

お腹をよく壊す…




そんな子が外では暮らせない!






毎日、母と探しに行きました。

その頃、私はまだ免許を持たず、

家に車は仕事の配達用の車一台。

夕方、仕事が終わってから毎日探しに行きました。

先生のお母様は、私たちの来られない昼間

猫缶をあちこちに置いて見かけた情報を教えてくださいました。





もう、

諦めかけた7日目夕暮れ

諦めて帰ろうとした車のミラーに

〈モモジ〉の姿が現れた。



弱って、

疲れて、

痩せこけた姿で…。




連れて帰って

そのあと、ひと月は持ちませんでした…。



最期はやはりひどい血便が続き

痩せこけて毛もパサパサで

弱って、弱って、死んでいきました…。




辛かったけれど

家に連れて帰ってやれて本当に良かった。

心からそう思ったあの時…。





(ありがとうございました。)











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〈萩乃〉

生後二週間くらいで、拾った。

まだ離乳していないのにお腹が空いてなのか

砂利を食べていた。

排便困難で死にかけていた。


拾ってひと月は病院通い

あとは元気に15年…。




(ありがとうございます。)













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〈虎鉄〉

生後2~3ヶ月で拾った。

ひどい猫風邪、お腹には虫。

ふた月病院通い

慢性猫風邪は残ってしまいました。



元気に1才。








(ありがとうございます。)












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〈武蔵〉

生後ひと月くらいで、拾った。

仕事場の駐車場で、目ヤニで目が開かず、

鼻水で鼻がふさがれ、

口内炎で舌に穴があき、

皮膚病(タムシ)で、毛が抜け落ちている…。

カリシウィルスでした。

二ヶ月くらい通院したような…




一昨年、膀胱炎を起こしたものの

元気に増量中…。


5才になったかな。







(ありがとうございます。)













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〈慈雨〉

産まれた日に捨てられたのか…

おそらくその日に拾った。

目もあかぬ、へその緒付き


さすがに初めての乳幼児

ずいぶん病院に通ったような…。


助けてもらいながら

育てられました…。

4ヶ月になりました、

すくすく元気に育っています。






(ありがとうございます。)














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そして〈夢路〉

生後ひと月くらい、脊椎損傷状態で、畑の土の上、

汚れて死にかけているところを拾った。


ずっと、病院とは縁が切れない身体ゆえ、

かかりつけの病院との縁も深くなりました。


膀胱破裂以後、何が起こるか先生にも分からない身体ですが、

一緒に闘ってくれている気持ちが嬉しいです。

無理だろうと思われた7才を越しました。




まだまだお世話になり続けます。


(よろしくお願いいたします。)

















たくさん拾って

たくさん助けてもらった…。






先生の辛い気持ちが

少しでも和らぎますように…。







明後日、(火曜日)

先生に会えるかな…?













今日は、追悼日…。













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